社会人の自分が捉える音楽はどこまで作家に近づくことが出来ているのだろうか。

様々な経験を積むたび、歌詞の意味や、その表現の鋭さに圧巻される作品がある。

二回目の今回は、amazrashiの「命にふさわしい」に迫る。

 

命にふさわしい

それを感じた瞬間が何度かあった

 

好きな人の、その温みを感じたとき

友達と語り、酩酊のまま夜明けを迎えたとき

それらは、他人とありのまま裸の自分が接点を持った瞬間を表している

 

世界を滅ぼすほどの温もり

世界を欺くほどの友情、馴れ合い

それを経験し、失い、傷つけ合うことに慣れていった

心さえなければと訴えながら

 

二人にはなれなかった、それぞれが持つ孤独

それぞれ失ったものの価値を背負い

その全てが報われる日を願っている

 

次の命にふさわしい価値

それは自分が見放してしまった自分、壊してしまった自分

その破片の上を裸足で渡るようなことだと訴える

死んでもいいと思える覚悟で、その一歩を踏み出すことだと

 

生きることに真面目過ぎるから

命にふさわしい一歩を探し続けている